先輩インタビュー
製造部 保全改善原動課 改善係
現在取り組んでいる仕事を教えてください
生産設備に関わる電気回路の変更や機器の追加など、生産現場で働く人たちの作業のしやすさ・安全性の向上に取り組んでいます。
組立の作業現場では、流れてくる製品の種類によって取り付ける部品が異なるため、作業している人が次にどの部品を使うのか分かるように、センサーやランプがついています。このセンサーやランプが一定の条件のもとで正しく動作するように、電気回路の設定・変更をします。また、どの位置に取り付けると作業をしている人にとって見やすいのか・やりやすいのかなども、自分で設計する必要があります。「作業者にとってやりやすい状態」は自分の視点ではみえないため、現場の様子を見て聞いて、自分の考えだけで解釈・判断しないことが一番大事だと考えて取り組んでいます。
会社の雰囲気を教えてください
電気に関する仕事がしたいと考えていたため、まずは学園に入って学ぶことを目標にしていました。そのうえで、家からも近く、知り合いの先輩がいるということが入社の決め手になりました。入社後は約1年間アイシン学園で過ごしましたが、イメージしていた通りの厳しさでした。ですが、指導員にも一人ひとりの考え方があって、誰かから指示されたままに厳しく接しているわけではないことを知り、親しみを感じました。また、アイシン学園の同期として日本全国から107人が集まり、そこでの関わり合いが楽しいです。今でも週末に集まったり、旅行に行ったりしています。
仕事のやりがいはどんなところにありますか
狙った通りのモノを作れることが、モノづくりの楽しさだと思います。図面を用意していても自分の技量で寸法がずれてしまうこともありますし、図面通りに作っても依頼者の期待を満たせるとは限りません。そういった意味も含めて、「狙い通り」に作り込んでいくことにやりがいを感じます。
特に、自分の手だけで角度や速度を調整するといった、感覚に左右される作業には苦手意識があります。先輩に作業している様子をみてもらってアドバイスをもらうなど、自分に合ったやり方を見つけるのに苦労しました。回数を重ねて身に着けていくしかないものの、自分と同じ道を通った先輩の意見は学ぶところが多く、参考になります。
就職を考えている学生に向けて一言
睡眠時間とバランスのとれた食事をしっかりとって、日々を楽しく過ごせるようにしましょう。健康でいることは、自分が楽しく仕事をできるための基盤です。休日にしても、平日にしても、新しいことを取り入れていくには基盤を整えてこそ。ぜひ今のうちから意識してほしいと思っています。